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Let's understand ANA Premium Point


What is Premium point ?
Premium Point

PremiumPointはPPと以下略します。

PP=区間マイル×搭乗グレードに加減率×路線倍率+搭乗ポイント
という構成で計算されることになっています。

この構成要素は、

区間マイル      :搭乗区間のマイル(例、那覇⇔羽田は984マイル)

搭乗グレード毎の加減率:普通・得割・旅割・株主優待等で50%〜150%設定

路線倍率        :国内は2倍、海外は1倍、中国路線は1.5倍

搭乗ポイント     :搭乗グレードにより0、200、400と3種類

4要素でそれぞれの基準で数値が変化します。

どういうことかといえば、
東京⇔那覇を例にとると、

通常料金 40,800¥、PP=984×1.00×2+400=2,368PPコストは、17.230¥/PP

株主優待 20,400¥、PP=984×0.75×2+400=1,876PPコストは、11.435¥/PP

旅割55 15,000¥、PP=984×0.75×2+0 =1,476PPコストは、10.163¥/PP

株プレミアム 25,750¥、PP=984×1.25×2+400=2,860PPコストは、 9.003¥/PP

となり、

搭乗券をどの運賃で購入したかで貰えるPPが変化することを意味します。

Simulation 1
case 1 OKA⇔MMY

 国内で最も効率よく修業できる路線は?と問われれば、2012年6月現在、Flight代だけで比較すると、間違いなく『那覇宮古』となります。
東京⇔那覇も8¥/PPと健闘しますが、敵いません。

 宮古ぐるぐるは、2012.04那覇⇔宮古の得割が4,200¥でしたので、

特割 4,200¥、PP=177×0.75×2+400= 665PP コストは、6.316¥/PP

と国内線では最も効率がよい路線なのです。
なんと、2012年7月9日前後は、特割で3,800円の設定便があります。
特割 3,800¥、PP=177×0.75×2+400= 665PP コストは、5.714¥/PPすごすぎます!


仮に、『宮古ぐるぐる』だけで5万PPに達するためには、
理論値ですが、
76回、38往復が必要でして、
4,200円/回×76≒31.9万円となります。

宮古ぐるぐるは一日3往復が可能ですので、
13日間欠かさずこの往復をすると達成できます。


余談ですが、

旅割 3,200¥、PP=177×0.75×2+0 = 265PP コストは、12.075¥/PP

となり、安いですが搭乗ポイントがなく、コスパは悪くなります。

Simulation 2
case 2 Japan domestic Special Connection Fare

色々検索すると、効率よくPPを稼ぐためには、

『シンガポール往復に国内線乗り継ぎをセットするのがいいらしい』

と知りました。

と、言われても ??? でしたので、
また色々勉強しました。


そうすると、海外乗継時は
往路・復路ともそれぞれ2区間に限り、乗継割引として、一律1区間5,000円で乗ることができるというものです。

つまり、
東京⇔那覇間が、
『海外乗継割引』ですと、
5,000¥、PP=984×1.00×2+0 =1,968PPコストは、2.541¥/PP

と単一だけで見ると信じられないくらいコスパが良くなるのです。

海外に行くよりも
この国内線利用がミソ

ということがおわかりいただけるでしょう。


まぁ実際は、

海外往復分の費用が必要ですので、
6〜8¥/PP程度となります。


また、
当日PremiumClassに空きがあると、利用することができます。
その場合、

海外便の乗り継ぎが24時間以内であれば、
消費税減免されるルールですので、
6,667¥を支払うとで、
区間マイルがさらに50%加算されますので、

11,667¥、PP=984×(1.0+0.5)×2+0 =2,952PP コストは、3.952¥/PP
となり、¥/PPは少し((3.952-2.541)分)悪化しますが、
一度の搭乗でPPを多く稼ぐことができます。
間違いなく、『特急券』です。
追、2012年10月からPremiumClassは8,000円となるようです。

Simulation 3
Most Cost Performance Plan
最も効率の良い羽田那覇×2往復、東京singaporeについて、
実際に計算してみましょう。


大雑把なお値段は、
2012年4月発券の場合、
国際線のエコ割3日でサーチャージ込みで6.4万円程度で、これに行きと帰りの国内乗り継ぎで各々2区間の計4区間、5千円×4回で2万円を加え、総計8.4万円で計算してみます。

PPは

         区間マイル 搭乗倍率 路線倍率

羽田⇒那覇   : 984× 1×2 = 1,968 PP

那覇⇒羽田   : 984× 1×2 = 1,968 PP

羽田⇒チャンギ :3,090×0.75×1 = 2,318 PP

チャンギ⇒成田 :3,090×0.75×1 = 2,318 PP

羽田⇒那覇   : 984× 1×2 = 1,968 PP

那覇⇒羽田   : 984× 1×2 = 1,968 PP

合計が12,508PPとなります。

コストは、
8.4万円/12,508PP ≒ 6.716¥/PPとなります。
他に良い渡航先がないものかと色々物色しましたが、ありませんでした。
Singapore便はChangi空港がハブ空港で利用者も多く他社との競争性を確保する必要があり、ANAも他社対抗できる価格設定が必要なのかも知れません。

この6レグを4回行うと5万PPを越え、所要コストは33.6万円です。
国内最安値(理論値)よりも約2万円上昇します。

Tool for premium point
Excel file name is "Cal PP for ANA2.xls" (164.4KB)
修業前、効率が良い路線を調べるため主要路線の運賃別コスパ比較表を作成しました。
こちら(←ポチッてみてください)にその表を少し見栄え良くしたものをアップしました。
よろしければご活用ください(VirusCheck済)[写真一部抜粋]。
イメージ