有馬温泉の泉質は単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉放射能泉の成分が含まれており、世界的にも珍しい多くの成分が混合した温泉のようです。
銀の湯は、炭酸泉・単純二酸化炭素冷鉱泉・ラジウム泉・単純放射能泉で透明なお湯です。残念ながら露天風呂はなく、内風呂のみです。浴室内は温度が高いため、直ぐにでたくなります。
金の湯は、含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高泉で、湧出時は無色透明ですが、酸化し茶褐色に濁ります。ですので、浴槽内のお湯は褐色で、なめると鉄分の味がします。銀泉に比べて、個人的な感覚として温度が低いように感じられましたので、比較的長く入浴できました。
神戸フルーツフラ−パーク内にある温泉で、有馬温泉の金の湯同様に鉄泉で、泉質は含鉄−ナトリウム・カルシウム−塩化物低温泉です。こちらは、有馬の公共の温泉と異なり、露天風呂、といっても壁であまり外は見ることができませんが、風を感じながらゆっくり入ることができます。写真にあるように、タオルを温泉のお湯を入れた桶にしばらく浸けておくと、ご覧のように染めることができました。結構鉄分があるのが分かります。